IIm7-V7-I

IIm7-V7-Iという流れの中でコードを覚える

ジャズに限らずほとんどの楽曲中で使われるのがIIm7-V7-Ⅰ(ツーファイブワン)という流れ(ケーデンス、カデンツ)です。このため、コードを覚える場合、このIIm7-V7-Ⅰを1つのセットとして指で覚えていく方が効率がよいです。

IIm7-V7-Ⅰのコードフォームは2種類あります。書籍によって表現は異なりますが、ここではAフォーム、Bフォームと呼びます。言い切ってしまうと、このAフォーム、BフォームをそれぞれのIIm7-V7-Ⅰのセットで覚えてしまえば、どんな曲でもコード譜さえあれば弾くことができます。

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IIm7-V7-I

Aフォーム Bフォーム
IIm7 b3 . 5 . b7 . 9 IIm7 b7 . 9 . b3 . 5
V7 b7 . 9 . 3 . 13 V7 3 . 13 . b7 . 9
I 3 . 5 . 7 . 9 I 7 . 9 . 3 . 5

まずAフォームですが、IIm7の場合これはボトムがb3、トップが9となります。いわゆるテンションがトップになったコードフォームです。V7ですが、これもテンションがトップになっています。BフォームではIIm7はコードトーンがトップに、V7でテンションがトップになっています。

Aフォーム例

Cm7 - Eb G Bb D

F7 - Eb G A D

Bフォーム例

Cm7 -Bb D Eb G

F7 -A D Eb G

実際に弾いてみると、各フォームのV7はIImコードを少し動かすだけで弾くことができます。具体的に、左手でコードを押さえたと仮定すると、AフォームはIIm7を弾いた後にそのままの状態で人差し指だけ (人差し指で7bを押さえている場合)を半音左にずらし、BフォームはIIm7を弾いた後にそのままの状態で小指(小指で7bを押さえている場合)を左に半音ずらします。

この基本的な形を覚えればすべてのキーのIIm7-V7-Ⅰを弾くことができます。


良く演奏される曲のIIm7-V7-Ⅰを覚えよう

もちろんこれらのコードフォームを12のキーすべてで覚えることが理想ですが、初歩の段階から覚えることは非常に困難です。そこで最初はよく使われる曲のキーのIIm7-V7-Ⅰのみを覚えるようにしましょう。もう少し楽をしたい方はIImのみ覚えてしまえばよいでしょう。セブンスコードはIImコードを少し移動するだけで作ることができるからです。

多用されるIIm7-V7-I

  • キーC:Dm7ーG7ーC (All of meなど)
  • キーF:Gm7ーC7ーF (Days of wine and rosesなど)
  • キーBb:Cm7ーF7ーBb (Autumn leavesなど) 
  • キーEb:Fm7ーBb7ーEb (another youなど)
  • キーAb:Bbm7ーEb7ーAb (All the things you areなど)
  • キーG:Am7ーD7ーG (East of the sunなど)

これらの組み合わせを積極的に覚えていきましょう。また2−5のみではなく、1のA,Bフォームも練習しておきましょう。

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