曲のイントロ

他の奏者と演奏する場合、ピアニストはイントロを頼まれることが多々あります。もちろんギターなどがいる場合はそちらに任せてもよいのですが、基本的にイントロは避けては通れません。イントロはわずか数小節にも関わらず曲のテンポや雰囲気、ヴォーカルにおいては歌い出しの良し悪しを決める大事な要素で、実際イントロ虎の巻などの書籍があるほど技術が必要になります。私もイントロは苦手ですが、ここではいくつかのポイントを紹介します。

曲のメロディを利用

そもそも何を弾いたらよいかわからない場合、おすすめなのがその曲の後半4小節か8小節分のメロディを弾くことです。例えばAll of me, Autumn leavesなど。

曲のコード進行を利用

メロディを弾かなくても、そのコード進行でアドリブをする方法もありますが、こちらの方が難易度は高いです。

最後の小節のコードを鳴らす

曲の最後の小節のコードは大抵ドミナントセブンスコードになっています。これはテーマの最初に戻りやすくするためです。原曲がドミナントセブンスではなくても自分で変えることも可能です。例は枯葉の最後の4小節目をCm7へ向かうドミナント7thとしたものです。

D7 G-6G7

テンポをしっかり出す

曲にはそれぞれ定められたテンポがあります。しかし実践では演奏者、多くの場合サックスなどのフロント楽器が決めることが多く、指で鳴らして知らせる事もあれば、「まかせます」とピアノに丸投げのことなど様々です。ピアニストがイントロを弾く場合に大切なのは、フロントの求めるテンポをキープすることはもちろんですが、それ以上に自分がノレるテンポを出すことが大切です。

シンプルにする事

実際、フロント楽器にとっては素晴らしく複雑なコードワークで組み立てられたイントロよりも、しっかりしたリズムでシンプルな和音、そしてドミナントセブンスを鳴らしてもらった方がテーマのメロディへすんなり入りやすい、ということは多々あると思います。あまり思い詰めずに気軽に演奏しましょう。

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