A / B Type

コードの覚え方

ピアノは移調が苦手な楽器なので、ジャズコードは基本的なものでも7x12キー = 84種類あります。そこでよく使われるII-V-Iコード進行に基づいて、セットで覚える方法を提案します。ルートレスコードの展開系をそれぞれAフォーム、Bフォームとします。いずれも左手のヴォイシングですが、右手で弾くことでソロピアノにも応用できます。キーはCでDm7-G7-CM7の例でそれぞれのフォームを解説します。どのコードもテンションノートを含みます。

実際に弾いてみると各フォームは指を少し動かすだけで弾くことができます。このようにコードが変わる時はできるだけ指の動きを少なくする”省エネ”がポイントになります。

II-V-I の練習にオススメの教材

ジェイミーのII-V-I Progressionは必ず入手して下さい。この練習には最も最適な良書です。

Aフォーム

Aフォームは少し広いヴォイシングです。ソロピアノで左手はベース、右手でAフォームとメロディーを弾けるようになるとかなりサウンドが豊かになります。

Aフォーム度数
IIm7b3-5-b7-9
V7b7-9-3-13
IM73-5-7-9

Dm9

G7(9 13)

CM9

Aフォームのオルタードテンション

V7ではテンションノートを変化させてオルタードテンションとして弾くことも可能です。9はb9か#9、13はb13として使われます。

G7(b9 b13)

Bフォーム

BフォームはAフォームに比べ狭く、右手でアドリブをとる時の左手の伴奏でよく使われます。半音のぶつかりがあるため、慣れるまでコード感を掴みにくいと思いますが、慣れればこのサウンドがいかにもジャズっぽく聞こえるようになります。

Bフォーム度数
IIm7b7-9-b3-5
V73-13-b7-9
IM77-9-3-5

Dm9

G7(9 13)

CM9

Bフォームのオルタードテンション

Bフォームもオルタードテンションにすることができます。#9がトップノートにあるので大変ジャジーな響が得られます。

G7(#9 b13)

よく使われる II-V-I

キーC以外にもできれば全てのキーでII-V-Iの組み合わせを覚えましょう。もし大変ならばよくジャズで使われるキーのII-V-Iを優先的に覚えるようにしましょう。