ポリコード
コードにコードを重ねたものをポリコードと呼びます。通常、重ねるコードは三和音のトライアドになります。これはアッパーストラクチャートライアド(UST)と呼ばれます。複雑そうなコードですが、分解すればポリコードはただのテンションコードです。むしろテンションコードを効率よく覚える方法として、トライアドを重ねるという考えを利用する、という感じです。参考書籍は英語になりますが、Upper Structures for Piano Voicingsがおすすめです。
実例
例えば C7(13b9) をすぐに弾きたいと思った時、左手は通常のC7(ドミソシb)を弾き、右手でAメジャートライアド(A C# E)、要するに6度のトライアドを弾くと C7(13b9) となります。実際に弾いて試してみてください。
C7+AΔ
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この他、II III bV bVIも重ねることができます。