メジャースケール

メジャースケール(長音階)は最も重要なスケールです。これから学ぶ様々なスケールの基礎となるので時間をかけて取り組んでください。最終的にはAny key(エニーキー、全調)で弾けることが理想ですが、最初はジャズでよく使われるC、F、Bb、Ebを中心に練習しましょう。

メジャースケールの配列

メジャースケールの音の並びは全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音で、これは調が変わっても同じです。ちなみに半音とは鍵盤でいう隣同士の関係、全音とはその間に一つ鍵盤を挟みます(白鍵、黒鍵関係なしに)。

■Cメジャースケール

クラシックピアノの長調練習と基本は同じなので、ハノンなどを活用して早めに覚えましょう。

メジャースケールだけでアドリブ?

いきなり大胆なことを書きますが、メジャースケールだけでもアドリブ(ぽい)ものはできます。個人的にはジャズをできるだけ早く楽しむにはメジャースケールを覚えてしまうことが最も効果的だと考えています。関連動画にそのいくつかを紹介しておきますので是非ご覧ください。

メジャースケールから派生するスケール

詳細は個別のスケールで書きますが、メジャースケールをほとんど変化させずに、そのまま利用できるスケールは二つあります。一つ目はナチュラルマイナースケール。これはメジャースケールをその平行調(または長6度の音)からスタートすれば音階はそのままで使えます。具体的にはCメジャースケールをA(ラ)の音から開始するなどです。少し理論的なことを書きましたが、もしお持ちでないならジャズセオリーワークショップをすぐに購入して一読してください。その後の学習が飛躍的に向上します。

もう一つはジャズマイナースケールです。こちらも本当に役に立つスケールですが、メジャースケールの3度の音を半音にしただけのスケールです。一応今後の学習のため、このページで紹介しておきます。

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