Questionnaire

答えられる範囲で質問に答えます。こちらまでご連絡ください。

CLOSE
ギターのメリットは?

プロフィールに書いてあるとおり、私はジャズギターを弾いていました。ピアノに転向した今、あらためてギターという楽器について考えてみると、様々な利点があります。まず自分の楽器を所有できる喜び、これはピアノには無い最大の利点です。ジャズギターも高いものでは100万を超えますが、素人やセミプロあたりでも所有しているのは50万からのギターです。これは本当に『マイギター』という愛着がわきます。またライブやセッションにも持っていくため、自分の楽器で演奏するという利点は非常に大きいです。以上見た目でしたが、演奏法ではギターは1つのコードの形を平行移動させれば12キーすべてを一瞬で弾くことができます。ピアノではそうはいきません。ギターをやっていたとき歌の伴奏では困ったことはありませんでしたが、今はどんなキーの譜面を渡されるのかわからず。ただただ恐怖です。

音感を身につけるにはどうしたら良いですか?

音感は生まれつきの才能があります。例えば1音聴いて何の音かわかる、コードを鳴らして、そのコードが何か詳細に分かる、などはかなりの部分、絶対音感によるものです。これは後天的には獲得不可能ではないかと個人的には思います。しかしハーモニーの感覚、つまりコード進行などが分かる、予測できる、またはそれをもとに作曲できる、という能力は後天的にも獲得可能であると考えています。コード進行などはある程度限られており、その原則や法則を知っていると耳コピなども非常に楽になります。こちらでも紹介している藤巻メソッドのシリーズは役に立ちました。練習法はとにかく実際にコードを弾くこと、弾いていればいつか必ず音感は身に付きます。

ピアノ初心者です。ジャズやるにもまずはクラシックピアノを習いにピアノ教室に行った方がいいですか?

クラシックピアノを習いに行く利点としては、指が動くようになる、譜面が読めるようになる、などがありますが、譜読みは成人してからは特に習得困難であり、個人的には音符を読む努力をするならば、コードネーム、コードフォームを覚える努力をお勧めします。ちなみに私はいまだろくすっぽ譜面が読めません。指の訓練に関してはPracticeで述べている通り、ある程度のレベルは必要ですが、巷のピアノ教室に通って習得するほどのレベルならば独学でも習得可能なのでは、と思います。結論としては、費用の面など考えれば、趣味程度でジャズをやるのならば、独学で十分です。むしろ技術は自分で独学してジャズピアノの教室に行く方が良いと思います。誤解してもらいたくないのは、私はクラシックピアニスト、音大でしっかり訓練を積まれた方を無条件で尊敬しています。自分自身の演奏技術が上がるにつれ、どうしても超えられないピアノの壁を意識します。ピアノという楽器は奥が深いです。鍵盤タッチ一つとってもそれこそ無限の広がりがあります。幸いなことにジャズは何の音を弾くか(フレーズなど)ということが重要視されるため、クラシックのような、どのように弾くか、というタッチや色気、譜面の解釈がなくても演奏は可能です。しかし、やはりクラシックピアノの教養のあるジャズピアニストの演奏を聴くと、圧倒的な違いを感じるときが多々あります。

社会人で仕事が忙しい為なかなか練習時間がとれません。一日何時間練習すればジャズが出来るようになりますか?

一般的にプロのクラシックピアニストは学生のころから、プロになっても毎日8時間練習しているそうです。おまけに1日練習を休むと取り戻すのに3日かかるそうです。 当然のことながらこれはこのサイトの目指すことではありません。私自身は要は時間より質だと思っています。よって、週に一回8時間練習するより毎日30分練習をして下さい。 30分ぐらいの時間は作ろうと思えば作れますね。またこのとき、必ず目標を立てください。大きな目標でなくてもいいです。例えば、このテンポでハノンやる、Fコードを2つのパターンで瞬時に押さえられるようにする、など。無理は挫折のはじまりです。

そもそも全く譜面も鍵盤も、ピアノが弾けません。こんな人間にジャズピアノができるようになりますか?

経験上、ジャズが好きな人、ジャズを自分で演奏してみようという人はそこそこ音楽的教養がある人が多いです。ジャズをする上で最も大切なことはこの音楽的なセンス、フィーリングを感じられることだと思います。もしも、少しでも、ジャズピアノをやってみたいという気持ちが自分に芽生えた瞬間からジャズピアノは必ずできるようになり、その気持ちが大きければ大きいほど短期間でジャズピアノが出来るようになると思います。

効率の良い練習方法とは?

ピアノ、特にジャズピアノを弾くということは2つの側面があります。技術面と理論面です。ご存じの通り、技術に関しては長期的に地道な努力が必要となり、こればかりは1週間後に結果がでるという種類のものではありません。 演奏技術を身につけるということはある意味肉体改造(ダイエットやボディビル)に近いものがあります。最低3ヶ月、毎日ピアノを弾き、指の訓練をしましょう。技術面での効率の良い方法とはこのように地道に、毎日努力することです。理論についてですが、理論は暗記の部分が多く、これは手っ取り早く覚えてしまうのが一番の近道です。ジャズの場合、理論は後付けされたものが多いので、「なんでこうなるの?」ということがしばしばあります。それをいちいち考えていては前には進めません。理論は暗記と割り切って、スケールなど覚えていきましょう。

35歳会社員です。いまからジャズピアノ始めてプロになれますか?

かつてカフェでギター(プロフィールをご覧下さい)を弾いてお金をもらっていた時期があります。 お金をもらう以上それはプロということになります。しかし自分ではとてもお金をもらうレベルの演奏をしていたとは思えません。つまり、プロといえども様々なレベルがあるということで、そういった意味ではプロのジャズピアニストになることは可能であると考えます。しかし一般的に考えられているようなプロのジャズピアニスト、CDを出し、ライブは呼び込み不要で満席、ラジオに出る、などのレベルに到達するのは正直キビシイかなと思います。私が30歳前にジャズピアノを始めたときは、50歳になれば今よりマシな演奏ができるだろうと思って練習していました。50歳でライブハウスで演奏してギャラの代わりにビールを頂く、そんなプロも悪くないなと。

どうしたらアドリブが出来るようになりますか?

多くのジャズ教則サイトが謳っていますが、アドリブは決して『神からの贈り物』ではなく、フレーズの暗記という地道な作業の繰り返しです。ジャズをやりたい方、始めたばかりの方が勘違いされるのがこの部分で、どうもアドリブというと『神懸かり的なもの』『天才』というニュアンスが強いようです。ジャズ学習はよく語学学習に例えられますが、これらは本当によく似ています。英語をどうしたら話せるようになるか、『とっさの一言』という英語学習本がありますが、様々な状況に置ける『いいまわし』のフレーズが収録されています。これを覚えて、類似の状況で使用する、まさに『アドリブ』です。逆にいえば、それらのフレーズなり、単語なりを知らなければ話せるはずもありません。ジャズに当てはめると、典型的なパターンのコード進行に使えるヴォイシング、フレーズなどを覚えて、類似のコード進行で使用する。慣れてくればこれらのストックフレーズをその場変化させて使えるようにもなります。人間は頭の中にストックされていない情報は引き出せないことはおろか、ストックされている情報でさえ上手く引き出せない不器用な生き物なのです。このため多くのジャズメンは初期の頃から日々フレーズの蓄積に努め、成熟期には『このフレーズはあの人だ』など、そのアーティストを決定づけるフレーズを多用していきます。これは逆の見方をすれば『毎回同じフレーズ』ということになりそれはアドリブは『神懸かり的』で常にクリエイティブなものでは無いということです。前置きが長くなりましたが、質問の答えは、ずばり『フレーズを暗記』です。ちなみにジャズを聴いてるだけではジャズを弾けるようにはなりません。これも英語学習と似ていますね。『聴いているだけで英語ぺらぺら』はどう考えても無理な話なのです。