譜読みと採譜について

結論からいうと譜面は読めるにこしたことはありません。

しかし初学者にとって譜読みは挫折の第1原因でもあります。特に大人になってからの譜読みの練習が果たしてジャズピアノを演奏する上でどれだけの効果があるのか疑問も残ります。ただ、最低限のレベルが必要なのも事実です。ここでいう最低限とはジャズのテーマが譜面をみて弾ける、というレベルです。

最近は譜読み訓練用のアプリもよいものがあるので、ぜひ利用してください。個人的なお気に入りはiDokufu - K Officeです。私はヘ音記号の特訓に使いました。

idokufu

また3歳から弾けるピアノくっきいらんど 譜読み編(1) 大崎妙子 編書いて覚える徹底シリーズなどの教則本を参考にして、最低限の音符の知識はつけてください。同時に音楽全般の知識(符号の意味や、調、和音など)もつけていくとよいでしょう。

採譜についても同様です。そもそも譜読みができないと採譜はできません。ジャズは譜面で弾く音楽ではなく、音で弾く音楽といわれています。採譜が役に立つのは自分のオリジナル曲を配布したいとき、コピーしたものを保存したいときなどですが、個人的に利用するだけならばでたらめな採譜でもかまわないと思います。採譜が全くできないならば録音してください。スマホなどで簡易録音してもよいと思います。できないことを嘆くより、今できることでどう工夫したら良いかを考えるようにしましょう。

コードの暗記に時間をかける

とりわけジャズに関しては、譜読みの練習に時間を割くよりはコードの暗記に時間を割いた方が利口です。コードが分かっていると譜面が読めなくてもジャズはできます。この傾向が顕著なのはジャズギタリストです。経験上、ほとんどのジャズギタリストは譜面が読めません(笑。しかしコード表記をみて大抵の楽曲を弾いてしまいます。

幼少の頃、少しだけクラシックピアノを習っていたことがあります。当時はお習い事ブームであったため大抵の子どもはなんらかの習い事をしていました。記憶をたどっていくと、私はその頃から譜面を見ずに暗譜して弾いていたような気がします。先生が新しい課題曲を出すと、まずその演奏を先生に弾いてもらい、暗記して弾いていました。今となってはなんともったいないことをしたものかと思います。まさに三つ子の魂なんとやらです。よって未だに譜読みコンプレックスです。