MINOR SCALE

私は正直いってマイナースケールは苦手です。まず種類が多い、ということと感覚的につかみにくい、といったことが原因のようです。ここでは自然短音階、和声的短音階、旋律的短音階、の3つを簡便に解説したいと思います。

Natural Minor Scale

あるメジャースケールの長6度からはじめたスケールがナチュラルマイナースケールとなります。最も分かりやすいマイナースケールです。

Cメジャースケール:

C D E F G A B 

Aナチュラルマイナースケール:

A B C D E F G (Cメジャースケールの6番目から始めた音階)

Harmonic minor scale

ハーモニックマイナースケール(和声的短音階)はメジャースケールの3度と6度の音を半音下げたものです。弾いてみるとわかるとおり、ものすごく暗く、憂鬱な響きがします。これがジャズ的なんだ、と考えるかどうかは個人の価値観ですが、このスケールの6度と7度間の増2度の跳躍はマイナースケールの不安定さをより一層高めていることには違いありません。このスケールはマイナーのII-V-I上のV7のコード上で機能します。そしてそれはV7上で使えるHmp5スケールと同じ音の並びとなります。

Gハーモニックマイナースケール:

G A Bb C D Eb F#

Melodic minor scale

メロディックマイナースケール(旋律的短音階)も覚えておくと非常に便利です。これはメジャースケールの3度の音を半音下げた音階になります。とくにオルタードスケールとよばれるものは半音上のメロディックマイナーとイコールの関係なので、このスケールをマスターすると同時に2つのスケールをマスターすることができます。

Cメロディックマイナー:

C D Eb F G A B(Cメジャースケールの3度の音を半音下げたもの)

Eメロディックマイナー:

E F# G A B C# D#(Eメジャースケールの3度の音を半音下げたもの)