BLUES SCALE

ブルースを制するものはジャズを制すとよくいわれますが、たしかにブルーススケールは使い勝手がよく便利です。正直これを各キー別に覚えてしまえばたいていのジャズのアドリブはできてしまいます。

ブルーススケールについて

ブルーススケール(ブルーノートスケールともいう)はメジャースケールの3度、5度、7度を半音下げたものになります。この半音下げの音がなんとも悲しげで気だるい雰囲気を出しています。ギターやボーカルでは特に、この半音下げのコントロールが重要になってきます。

C Blues scale : C D Eb F Gb G Bb C

F Blues scale : F G Ab Bb B C Eb F

この音階の中でも特に重要なのが4度、5度フラット、5度の連続した3音の並びです。弾いてみるとわかるとおり、とてもブルージーです。ジャズのブルースは大抵はFかBbかCのキーで演奏されるため、これらのスケールをまずは覚えてしまうのがよいと思います。

利用法

ブルーススケールはとてもドミナント(支配的)な音階です。あらゆる場所で使え、とたんにブルージーな雰囲気に変えることができます。しかしスケールはあくまでスケールでしかないため、まずはブルージーな雰囲気を作るメロディにしなければなりません。これには残念ながら近道はありません。ひたすらメロディをコピーするのみです。そして、まずは自分が「カッコいい」と思うメロディをみつけなければなりません。あまりがんばりすぎる必要はないですが、Bobby Timmonsなどのブルージーなジャズアルバムは聴いておいた方が良いでしょう。

あらゆる楽曲で使いこなす

ブルーススケールだからといってブルースの曲のみで使う訳ではありません。実際、あらゆるスタンダードジャズの曲中でブルーススケールは頻繁に利用されています。参考までに動画をご覧下さい。