課題曲:Moon River

Moon River

Henry Mancini作曲、Johnny Mercer作詞の映画Breakfast at Tiffany’s (1961) のために書かれた曲です。Audrey Hepburn映画の中でギターを奏でながら歌っているのが印象的でした。ちなみにMoon RiverとはJohnny Mercerの故郷であるジョージア州サバンナの南にある曲がりくねった小さな河の名前のようです。

Moon river, wider than a mile
I'm crossing you in style some day
Old dream maker, you heart breaker
Wherever you're going I'm going your way
Two drifters, off to see the world
There's such a lot of world to see
We're after the same rainbow's end
Waiting round the bend
My huckleberry friend
Moon river and me

ジャムセッションなどではあまりやらない曲ですが、メロディーが非常に綺麗なのでおすすめです。

コード進行

譜面はこちら を使いました。キーはハ長調(Cメジャー)ですが、映画でオードリーはヘ長調(Fメジャー)のワルツで歌っています。

CM7 Am7 F7 CM7
F7 CM7 Bm-5 E7

ほとんどがCのダイアトニックコードでできていますが、頻繁に出てくる4度セブンであるF7(#11)がかなりスパイスになっています。ソロピアノでのポイントはとにかくメロディーの音がそのコードの何度に当たるかを考えて左手のヴォイシングに足りない音を足していく、といった感じです。

Am7 Gm7/C7 F Bb7
Am7 F#-5/B7 Em7/A7 Dm7/G7

14小節目からはテーマの頭のコード、つまりCに対するII-V-Iのトリプルアプローチがなされています。左手でルートを弾くことを意識しすぎると忙しくなるので、転回形を用いて省エネで弾くようにしましょう。

Am Am7 Am6 F
C F7 C F7
C Am Dm7 G7
C Dm7/G7

カッコ2からラストの14小節です。Am6では必ずF#の音を鳴らすようにしましょう。ジャズでは通常32小節の構成が多いのですが、この曲はどちらかというとポップスなので全体では38小節の変則的な構成になっています。曲を歌いながら弾くと間違うことはないと思います。

2回目:https://youtu.be/5kKfzuNTJE4

最終回:https://youtu.be/9Q4rBRIzMgE