EAR TRAINING(随時更新予定)

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はじめに。耳コピについて。

耳コピとは譜面からではなく、音源から音を聴きとってそれを採譜もしくは暗譜することで、ジャズを上達させる上で欠かせない作業です。ある程度の設備が必要なこと、最低限の知識、技術が必要となりますが、それだけ効果が高いのでおすすめです。

絶対音感と相対音感

なんの前触れもなくある音を聞いた時、すぐにその音名を正しく言えるならばあなたは絶対音感の持ち主です。例えば自転車のベル、玄関のチャイムなどなど。ここまで聞き取れなくても、例えばある楽器の音だけは音名を答えられるなどでも絶対音感を持っているといえるでしょう。まさにギフティッドで、正直このページは見る必要ないかもしれません。

相対音感は多くの人が持っている能力です。少なくとも音楽を趣味としている人は100%持っているのではないかと思います。ある音を基準にして、そこから今鳴っている音名を答える能力です。一流のミュージシャンの中にも絶対音感を持たず相対音感のみという人はたくさんいますので、音楽を趣味にする上では相対音感があれば十分ということになります。そもそも絶対音感は獲得するために生物学的なリミットがあるようなので後天的な獲得はあきらめ、相対音感をメンテナンスするほうが良さそうです。

音感トレーニングのおすすめ本もあります。少々退屈ですが、一応私は自分の能力の確認のために一通り終わらせました。

耳コピに必要な技術と知識

あるフレーズをそのアーティストと同じテンポで弾く必要はありません。自分のペースで弾ければ十分です。これは技術の問題になるので気楽に考えれば良いと思いますが、スケールの知識は積極的に身につけましょう。コピーしたフレーズがなんのスケールからできているか分かれば応用の幅がかなり広がります。しかし最初から意気込む必要はないので、やはり気楽に、その音源の雰囲気を真似るつもりでコピーすると良いと思います。

題材(元ネタ)の選び方

一番大切なのはコピーしたい、と思うものをコピーすることです。耳コピは時間のかかる作業のためある程度高いモチベーションが必要となります。そのためにはたくさんの曲を聞く必要がありますが、手っ取り早くという方には有名アーティストが弾いているスタンダード曲を選ぶのがベストかと思います。スタンダード曲はコード進行が決まっているのでコピーする際にも予測がつきやすいというメリットもあります。慣れてくると汎用性の高いフレーズを積極的にコピーするようになります。つまり応用がききやすい分散和音などのフレーズです。しかし繰り返しになりますが、一番効果的で記憶に残りやすいフレーズは、自分の心を捉えたフレーズです。

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